珍世界紀行 都築響一
- 作者: 都築響一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2004/03/25
- メディア: 単行本
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エログロナンセンスなヨーロッパの珍名所を写真満載で紹介した本。アリカさんが公式ホームページで紹介してたんで借りてきた(あまりに高いので買えなかった)。まだ読み終わってないけど途中感想を。
いきなり「異教徒のフォーク」という拷問器具の蝋人形から始まるが、その中身がえぐいかというとそれほどではない。前半の蝋人形のところは「恐怖の部屋」がかなり怖い。また、途中に入る性愛、暴力、病理のあたりはとりわけやばい。だが、それ以外のところは非常にマニアックでありながら興味を持てる、とても面白い場所がたくさん写真付きで解説されている。
拷問系に目が行きがちだが、それ以外の所の方が面白い。個人的に気に入ったのは「十字架の丘」。いつか行ってみたい。