白い林檎、硝子のスープ

読書・ゲームなどの感想を書いていくです

デモンゲイズ中途感想

 3DダンジョンRPGは今までアトラス系のものしかやったことがなくて、でも『世界樹の迷宮』の、スキルを駆使して戦う面白さとか、マップを埋めていく快感には惚れていて。もともとはこのゲームをやるつもりは全くなかったんだけど、かなり評判が良かったのと、自分へのご褒美的なものとしてモンモンと一緒に買ったわけです。

 

 

初見感想

 

 基本的に『世界樹の迷宮』シリーズやメガテンを想定していたので、ほとんど違和感なく進められた。基本的になかなかPTが揃わない序盤微妙に苦戦し、またハクスラもちょっと良くわからなかった。

 ただ、システムが非常に快適だったので、基本的に悩まず進められた。終盤に入ってる今考えても、序盤から中盤のダンジョンギミックのバランスはかなり良く考えられてて、流石DRPG専門メーカーだなぁという印象を受けた。

 自動移動はかなり便利。あとはちょっと恒久利用可の武器アイテムが利便性高すぎるかな。

 

 

現在

 

 今は中盤の山場を超え、いろんな予想外の展開を超えて、8人目のデモンを倒したところ。どんどん敵の自動回復量が増えてきて、ゴリ押し感が強まってきたけど、まだおもしろい、というかハクスラが面白くなってきた。

 基本的にうちのPTは主人公がデモン関連とベイン系で攻撃、サムライが敵を一掃したりホーリーチャージで攻めたり、アサシンはミラージュで防御、余裕ができたらクロスフィックス、ヒーラーとウィザードがお互いホーリーシールドをつけながら補助魔法をかけまくって、最大まで行ったらウィザードは魔法で攻め、ヒーラーはホーリーシールド要員に、というパターン。ぶっちゃけヒーラーいらなかったんじゃね感が少しあるけど、それ以外はうまくいってる、というかウィザードがファストキャスト覚えたら一気に強くなった。MP回復手段だけ何とかすればかなり強い。攻撃力に欠けるPTだったので、長期戦ごり押しでデモンを倒してたけど、これからはスピード勝負もいけるかもしれない。

 

 

 

シナリオ

 

 

 ベタな展開と驚きの展開のバランスがいい。ちょっとベタに寄り過ぎな気はするが、こういう主人公=プレイヤーのゲームでこういう展開になるのはいい意味で予想外だった。こういう展開でも苛つかない程度にキャラが良いのでこれはアリだろう。

 キャラクター同士の掛け合いも結構多く、また狙ってる感のある台詞がかなり多いので、そのあたりが気にならなければ、それ以外は凄く硬派なDRPGなのでゲーマーなら楽しめるんじゃないかなぁと。

 

 

 

バトル

 

 

 バトルシステム自体は、多分Wiz直系なんだろうけど、Wizをやったことないのでなんとも言えない。けど、雑魚は結構楽に倒せてボスに凄く苦戦する、けど少し工夫するかレベル上げたり仲間を増やしたりすれば楽勝になるという序盤のバランス、雑魚もほどほどに強いから引き際をわきまえないといけなくなる中盤のバランスはDRPGとしては良い感じだと思う。ただ、ここ最近、中盤〜終盤のボスがHP自動回復持ちばかりで、倒し方が「火力を一気に撃ちこむ」ばかりになってしまっているのは残念。雑魚がなかなか歯ごたえ有る楽しいバランスなだけに。

 まるこげでやっているけどその難しさを感じたのは序盤だけ。あとは少し工夫したり、一度全滅してみるとすぐに倒せるようになっている。というか、まるこげのほうが良いアイテムが手に入りやすいらしいし、これVP系の難易度詐欺が入ってる気がする。

 職業のバランスは、ちょっと偏ってるけど神器システムが悪くない感じにできてる。ちょっと便利すぎる気もするけど。盾役を入れないとさすがに厳しいけど、盾役に単純な壁と回避する壁の二つがあるのは◎。

 

音楽

 ボカロを取り入れた音楽は最初びっくりしたけど凄い。もともといい曲を作る人みたいだけど、それを損なわずに、ボカロを楽器として最大限活用してるのには脱帽。

 基本的に物語やバトルを盛り上げるのに良い、熱い曲が多いので個人的にも好き。

 

 

 

 

 

 

全体的に

 こぢんまりはしているけど色々と良く出来たゲームだと思う。文句なしに「面白い」し、随所に遊び心も感じられる。遊びやすいし。

 欠点を言うのであればゲイザーメモがネタバレ全開なとことか、デモンの戦闘時行動とかだけど、今のところ大きな欠点はない。おすすめ。

 

 

 

 

 

2012年の記録:ゲーム編

いうわりにプレイしてます。というかやりすぎ。

 

 

~1月~ 

忍道2散華』:流石に去年のこの時期は心理的にアレだったので殆どやってない。がこのゲームは傑作。相当荒削りなんだけどその部分がいい味を出してるステルスアクション。自由度が非常に高いので色んな遊び方ができた。良作。

 

~2月~ 

GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』:やはり今年の傑作といえばこれだろう。話題作ではあったが期待以上に面白かった。街を飛んでいるだけで楽しいというのは凄い。重力操作という発想はあってもそれに答えられるようなタウンデザインはなかなかできるものじゃない。シナリオの荒削りさとかがあるので次回作に超期待。傑作。

 

リズム怪盗R』;ヒロインがいま話題のゴーリキーです。下手でした。それはともかく、セガ音ゲーの集大成的な意味合いもあってかなり面白かった。音楽もすばら。ただレイトン教授を意識し過ぎていろんな意味で残念。良作ではあるんだけど。

 

テイルズオブイノセンスR 』:元のやつやってなかったけど、妥当なテイルズ。結構シリアスが重いはなしだった。良作。

 

~3月~ 

ラビリンスの彼方』:没入感が凄い。バトルシステム先行型のゲームの割にシナリオが凄くいい。シンプルだけど冒険してる感がいい。ただいかんせんバトルシステムばかり優先しているのでセーブポイントとか敵の数とかダンジョンのめんどくささとかアイテムの数とかが色々と残念。バトルシステムも中盤の盾要素が出てくるまであまり面白さが感じられない。良作だけど荒削りすぎて残念。

 

『メタルマックス2Reloaded』:2自体は初プレイだが、色々と評判は聞いてた。斜め移動とか細かい部分で3の反省点が生かされてて快適だった。まあメタルマックスはどう転んでもメタルマックスで世界観堪能して戦車動かしてきゃーってやる傑作だからな。

 

ペルソナ3ポータブル』:やっとハム子をクリア。男との恋愛は面白いですね!荒垣先輩にまじ胸キュン。流石にPSPだと色々と無理があったけど、これはこれで悪くないんじゃないでしょうかね。良作。

 

魔法少女まどか☆マギカポータブル』:バグとかいろいろ言われてたけど、システム自体は結構シビアなゲームで嫌いではない。ちょっと大味すぎるバランスで、何週もさせられる割に中盤からだれるのと毎回レベルリセットなのでかったるいのが残念。シナリオは補完的な意味合いが強いけどなかなか丁寧でよかった。

 

『キングダムハーツDream Drop Distance』:さすがの安定感。予想以上に本筋に絡む話だった。バトルシステムはもうこれが基本で3作ってもいいんじゃないかなと思うほど快適。ただ画面が小さすぎて酔いそうになった。やっぱり据え置きでやりたい。 

 

~4月~ 

新・光神話パルテナの鏡』:やる前に全然情報を仕入れてなかったんだけど、それがいい方向に影響した気がする。シューターとしては結構癖ある操作法だけど、武器の種類の多彩さとかがあってすごくやりこみがいがあった。マルチも楽しかったし。ストーリーはギャグギャグギャグで、苦手な人は苦手だろうけどこじんてきにはすごく楽しかった。あ、あとスタンドもいい。良作。

 

サクラ大戦1+2』:一度やってみたいと思ってたから良かった。SLGとしての出来はぶっちゃけあまり良くないけど、大正浪漫を感じるにはとても雰囲気が出ていた。ギャルゲーだけどね。良作。

 

~5月~ 

逆転検事2』:個人的には逆転検事1は冗長さが気になる点だった。その長さは変わらないのに、テンポが非常に良くなったのでなかなかになかなかなものになっていた。テーマ性も明確だしお遊び要素もしっかりしてるしで、素晴らしかった。

 

~6月~ 

『LIMBO』:ちょっと気になってたので。雰囲気はいいけどアクションとしては少しイライラさせられる部分が多かった。雰囲気はいい。

 

GUILD01』:結局DL版出るのかよ! クリムゾンシュラウドのために買ったけど他も結構面白かった。特にオマッセは全く期待してなかったからか良作だった。ただまあ、こつぶだよなぁ。クリムゾンシュラウドはTRPGだと思ったらどちらかというとゲームブックだったけど、やっぱり面白い!

 

~7月~ 

タイムトラベラーズ』:428より簡単すぎて、バッドエンドも街ほどじゃなく、シナリオも大雑把すぎるので出来としては悪い。クリア後TIPSとか悪い面ばかりが目につくようになってるのは致命的だと思う。題材は悪くないけど調理の仕方が間違ってる。

 

『dokuro』:かわいい。でも結構難しい。楽しかった。

 

スーパーダンガンロンパ2』:傑作。ぶっちゃけ1を超えることはできないだろうと思っていたら軽く超えていった。キャラごとの能力でちゃんと見せ場を出しているとことか、1ファンへのサービスとか、仲良くすることに特化したモードとかよく出来てた。シナリオもミスリードからちゃんとした伏線から、1をやっていればこその暗示とかトリックとか、徹底してダンガンロンパだけど2であることを踏襲した出来だった。傑作。ただまあ、モノミは微妙かな。いいキャラだし好きにはなれたけどデザインが……。

 

~8月~ 

世界樹の迷宮4』:安定の世界樹。ちょっと今回はダンジョンが簡単すぎる気がしたが、つまりはワープとか落とし穴とかがなかったりしたせいだと思う。だがやっぱり安定してる。安定しすぎてるけどちゃんと挑戦すべきところは挑戦しているあたり期待にちゃんと応えてくれるシリーズだと思う。

 

ミルキィホームズ2』:小林オペラがメインじゃない時点でちょっと不安だったけどその不安を払拭するようないいキャラだったと思う。まあストーリーは重要じゃないからご都合主義も置いといて、キャラの魅力が出ててよかった。ただやっぱりこれは重要なファクターだとかが殆ど聞けなかったのは残念。

 

~9月~ 

『閃乱カグラBurst』:おっぱいゲー。あんまりおっぱいゲーはすきじゃないんだけど、クェイサーに通じるものがあるかなと思って。けどそういうの関係なく、予想外にシリアスでよくできたストーリーだった。色々と突っ込みどころあるけどそれはわざとだろう。バトルシステムは、まあお察し。ベルトスクロールアクションはもう時代遅れかなぁ。

 

LOLLIPOP CHAINSAW PREMIUM EDITION』:予想外に良かった。息もつかせぬギャグギャグギャグで須田ゲーとしてはぬるめだけど十分満足。無駄に爽快感のあるゾンビゲーは結構希少だからやってみるといい。すばらでした。

 

『ロボティクス・ノーツ』:今やってるアニメはすごくいい出来だと思う。というかそもそもこれはアニメ前提のシナリオをゲームにするのに分割したのかというほど分岐システムが最悪だった。物語は前半ちょっとダレるけど中盤すごく盛り上がって、終盤世界観が大きくなるぶん描写とかがすごく適当になっててもったいない。アニメは前半を結構端折って、ここから中盤というとこだから期待してる。終盤もうまく描写をはしょれば面白くなると思う。

 

那由多の軌跡』:ステージクリア制のアクションゲームでボリュームが結構ある。やりこみ要素も多くて面白かった。ただストーリーがなんとも……。後日談は素晴らしいけど。クリア後系要素が多くてちょっと飽きる。良作。

 

初音ミクproject DIVA f』:ボカロ全然知らなかったけどこれで楽しめた。一度やってみたかった音ゲーだし、たのしかったです。

 

~10月~ 

『イース セルセタの樹海』:すごくイース。イース7の正統進化型でとても面白かった。アクションをより快適に、より快適にという改良が目に見えて感じられたし、少しぼやかした雰囲気作りも良かった。樹海探索は明確な道のないダンジョンということでなかなか楽しかったし、個別ダンジョンはそれぞれで面白かった。ただ、ラストダンジョンにあったようなギミック系ダンジョンがもう少し多くても良かったんじゃないかなぁとは思う。傑作。

 

『ルートダブル』:伏線を徹底的に回収するスタンスの物語で、すごく出来が良かった。出来が良かったけど、終盤丁寧に伏線回収をし過ぎなのと、主人公の一人が作中でも述べられている通り化物的なことをしてしまっているのでどうも物語の展開に説得力がない。そのあたり結構もったいないと思う。けど全体的なシナリオの出来自体は結構いいし、トリックの意外性も「ゲームならでは」という点がやっぱり良く出来てると思う。ただ、選択肢なしのあのシステムはちょっと複雑すぎたと思う。分岐が面倒だったろう。

 

アイドルマスターシャイニーフェスタ ファンキーノート・グルーヴィーチューン』:アイマス曲の音ゲーというのは意外に今までなかったということで、結構面白かった。が、いかんせん分割商法だしねー。 

 

~11月~ 

ブレイブリーデフォルト』:今年一二を争う傑作。物語も丁寧、音楽最高、バトルシステムは練られているし、ジョブシステムはなかなか。終盤のシナリオは個人的にはもう少し何とかならなかったものかと思うものの、ラスボスの正体とか、3DSのいろいろな要素を利用した遊びとか色々良く出来ていたと思う。バトルシステムも、王道のターン制にある一つの要素を加えただけなのに一気に戦略性が増した。もっとそのシステムを利用する敵が出てきても良かったと思うけど。でやっぱり音楽がすばらしい。Revoさんの良さが余すところ無く。

 

アサシンクリード3レディリバティ』:アサクリを初めてクリアできた。面白いんだけど説明不足な部分が非常に多くてシナリオが途中までわけわからなかった。世界史の知識不足。アクションは昔挫折した2より楽になっててわかり易かったと思う。

 

~12月~ 

レイトン教授vs逆転裁判』:逆裁ファンとしては、まあまあ満足。タクシューの脚本はやっぱり面白い。ただレイトン教授のパートが簡単すぎるのと、大仕掛のネタがちょっと甘いこと、あと既読文章を早送りできないのは、シリーズでできていたことだけに違和感が残った。

 

~プレイ中~ 

『シェルノサージュ~失われた星へ捧ぐ詩~』:今年一番ハマったし、これからも十分に楽しませてもらいたい作品。バグとかバグとかで苦労したけど、ともかくもシナリオは期待してるので楽しんでいます。

 

『ペルソナ4G』:けいたいきでやるのにはまあ適してるんじゃないのかな。安定して面白いし追加要素も多くて楽しい。

 

デビルサマナーソウルハッカーズ』:早くクリアしたいけど結構大変。このシナリオをあんな時代に書いていたことが先見の明があって凄いと思う。

 

『わがままファッションガールズモード よくばり宣言』:いろいろ一息ついたらちゃんとプレイしたい。おしゃれ楽しいよ!

 

Fate/stay night [Realta Nua]』:いつかやりたいとおもっていたのです。セイバールートクリア。欠点は多いものの設定の勝利だろうねーやっぱ。zero読む前にやったほうが良かった気もした。でもUBWは今のところすごく楽しめてる。

 

『マリシアスリバース』:シナリオ面白いね! まだバトルにすすめていない。

 

〜プレイ中断など〜

ファイアーエムブレム覚醒』:子どもたちが出てくる当たりでちょっと飽きてしまって中断。支援会話とかが面白い。ルナはやらない。

 

シアトリズムFF』:だいたい全部クリアした。面白いしやりごたえもあるけど他のゲームやってるとやらなくなるのであまりやってない。そうこうしてるあいだに完全版が出そうでちょっと怖い。 

 

『レイマンオリジン』:良作だけど画にクセがありすぎる。だけどやすいからいつかプレイしたい。 

 

『イース フェルガナの誓い』:火山?で挫折中。頑張る。

 

サクラ大戦3』:面白いけど1,2よりハードル上がったよね

 

カルドセプト 』:買ったのに全然できてない。

魔界探偵冥王星Oシリーズ再考1

 ちょうひさびさに更新。ちょっと前に第一部完!した魔界探偵冥王星Oのレビューを。

<ヴァイオリンのV 乙一

魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV (講談社ノベルス)

魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV (講談社ノベルス)


〜読了時感想〜
 冥王星Oの一つ目?二つ目?こっち後に読んだ方がいいのか?
 なんかとにかくジョジョっぽい。ていうかジョジョっぽい。なんかものすごくジョジョっぽい。ジョジョジョジョ
 設定やら何やらは非常に王道的。人間楽器などの描写がかなり上手い。ただ、それ以外の部分が致命的に微妙なために何とも言えない。 ノンストップに攻撃的な文章が続くので読んでいてかなり疲れる。あと序盤のぐだぐだっぷりも何とかしてほしい。一人称なので主人公が結構くどいのも問題。もろThe Bookっぽいんだよねそういうのは。そう思うと許せてしまう不思議。

〜〜
 今思えばこの話が一番グロいけど「らしい」作品と言えるのかも知れない。精神的なグロさはよくあったし、ジョジョっぽいのはホーマーのHのほうが相当。リーダビリティもなんだかんだ言ってあるし。遊びの入ってない舞城文体かなー。


<ウォーキングのW 入間人間

魔界探偵冥王星O―ウォーキングのW (電撃文庫)

魔界探偵冥王星O―ウォーキングのW (電撃文庫)


〜読了時感想〜
 普通に面白かったです。
 正直こっちは全く期待してなかったわけですよ。どうせ「ぼく」で電波だろうと。正直ここまでうまい具合に設定にはまってしまうとは思ってもいなかった。
 少年の方の話の独特さはまさに入間人間的。だけど嫌みのないいい感じに仕上がっている。正直びっくりした。ワルの性格の描写のうまさにみーまーの片鱗を感じたけれど、それ以外は上質の小学生もの。面白かった。
 トリックの方は構成的にそうだろうな、という方向になった、が、最後の真相まではわからなかった。構成はああなっていてミスリードもあるので結構うまいと思う。あとあの女の人の正体を明かさないのは読者の想像に任せる感じですごくいい(まあ恐らくあの人はあれなんだろう、というのはわかるけど、主人公もわかっていそうだけど)。トリックの詰めの甘さというか、一人称の都合のいいところをちょっと使ってしまったのが惜しまれる。切り抜きのとことか、あれは正直しょぼい。
 称賛しかしてない気がしてきたからけなそう。登場人物に全く感情移入できない。とくに「ぼく」の両親に関しては全く納得がいかない。いくら[ネタバレにつき伏]だとはいえあそこまでの殺意を抱くことは理解できないし、立ち位置も良くわからない。
 結構面白いので入間信者は読むといいかも。……これ入間とは思えないほどレベル高いんだけどほんとに入間なんだろうか、入間の顔をした違う作家なのかもしれない。そんな気がするくらい良かった。
〜〜

 結構読了時に面白かった記憶があるし、実際面白かったのだろう。読了時の感想以上のものは特にない。やっぱり入間人間らしい、けれども入間人間らしからぬ面白さだった。入間人間だからこれは売れたんだろう。これは。ここまでは。

世界樹の迷宮3 クリア後から始めてとうとう裏ボス倒した日記

 結局レッドパサラン狩りはしませんでした。裏ボス行っちゃった、行けちゃった。前の日記の戦略を少し変えました。HP砲のためにアンドロは介錯を覚えた。介錯血染めでの補強をすれば圧倒的火力で倒せると踏んだのです。そのためにゾディのサブをファランクスにして三色ガード。三色ガードで守っても介錯発動するのでそれを上手く利用。実はバグ技リニューライフで簡単に血染めできるんだけどそれは個人的には反則だと思う。

 非常に辛い戦いでした。第一形態で延々とバリウォリが狂戦士でHP下げ、ガード系で護り、ロボショーグンが介錯狙い。介錯したらすぐにシノビモンクがリザレクト、それを続けて第一形態で11回介錯。
 第二形態では攻撃形態の後半、属性攻撃の時に同様のことをして3回介錯。これで血染めの攻撃倍率が600%に。その状態でブレイバンド、攻撃の号令をつけてHP砲を行う。業火や前陣で補助しつつ攻める攻める攻める!

そしてあと少し、となったところでこの状態。全体超攻撃を受けた。なんとか食いしばったので決死の覚悟を発動、そして

で勝利! やったねたえちゃん!

これにてギルドカードコンプ!

そしてエンディングへ!

この冒険でセキュリティクリアランスが昇格したら嬉しいな。

幸福は義務。

これがわがPT。いやぁ、名前の付け方が後半になるに従って適当になる。

ひとりだけはぶられた感じのヨナちゃん。

ということでクリア。最後まで第2期メンバーでやりこんだ! 非常に楽しかった。さすが世界樹ブランドで、難易度は結構ガチ。ただ前半がぬるかった気がするな、今回。あと裏ボスが結構理不尽で、サブクラスを最大限に活用しなさい、ということなんだろうね。
基本的に2を踏襲しつつ新しい要素を上手く使えていると思う。4が出たら買っちゃうだろう。しかし次回作は3DSという噂。どうなるんでしょう。メガテンPS3みたいに予定は未定、にならないでほしいなぁ。

<セカイケイ>
http://uniuni.dfz.jp/sq3/?10An1cKafcA4fqs2kJ5ebC
うちのメインPTはこんな感じです。

<えむけー Lv70 アンドロ/ショーグン>
 ダンダチャクラ
 生命のベルト
 生命のベルト
 生命のベルト
介錯血染めHP砲要員。最大火力1万以上。
もともとはlainをディバイドガードで守る役目を負っていたが、lainがHPブーストで強くなってからは手持ち無沙汰だった。なのでちょっとショーグンに。アンドロショーグン強いね。

lain Lv82 バリスタ/ウォリアー>
 天麻迦古弩
 インターセプター
 カフヴァール
 宵闇の篭手
チャージ前陣要員。あと狂戦士の誓いで介錯される要員。裏ボス以外のボスでは大活躍した。裏ボスではえむけーちゃんに13回介錯された。
それ以外にも役に立つところは、特になかった。雑魚戦では前陣連発してただけ。

<ファリス Lv83 シノビ/モンク>
 ダンダチャクラ
 常闇の装束
 カフヴァール
 深都殊勲章
最強の分身回復シノビ。雑魚戦では石化シノビとして尋常じゃない勢いで大活躍。石化シノビはとくに第6層で強さを発揮する。裏ボスでは地味な回復役に徹した。
汎用性が高い。特に分身しつつの回復技は役に立った。さすがシノビ汚い。

<クーデルカ Lv77 プリンセス/ファランクス>
 神竜の剣
 ロイヤルバーニー
 カフヴァール
 ヒルデブラント
初期はロイヤルベールで回復役、中期〜裏ボス前までは号令でバフ、リセットウェポンでデバフ要員。そして裏ボスではえむけーをディバイドガードとオーバーガードを用いて守るという大切な役割。まあ最後にはえむけーをかばって死んでしまったのだけれども。
基本的にサブバリは中盤までしか役に立たない。回復量が余り多くないので。しかし心の支えです、プリンセスは。

<ハーヴェ Lv78 ゾディアック/ファランクス>
 アルマゲスト
 天狼星の肩章
 海都十字章
 ヒルデブラント
初期から終盤まで特異点三色で大活躍。終盤はとくに三色先見術のおかげで三龍とかで役に立ってくれました。非常に強かったですね。
サブはSPのために取ったのだけれど、最終的にはファランクスに。三色ガードで介錯を誘発させる要員に。基本ゾディは強いけど裏ボスに通用する火力ではないんだよね結局。

<サブPT>
 ミュート:縛り専用ビーキン
 レア以外収集用ファーマーファイブ(るなー、るか、おりか、ブランカ、メーメー)
 レア収集用ファーマーファイブ(FF1〜5)
 2周目用アンドロ軍団(ニーア、カイネ、エミール、ハルア、ヨナ)

世界樹の迷宮3 クリア後から始める日記5 裏ボスはじめました。

<3週目まで終わった>
 おわりましたおわっちゃった。物語がなかなかあっさりしてて良かった。まあ世界樹らしいしアトラスらしい。

<PT編成の変更:裏ボス用>
 現在のPTでは火力的に裏ボスに勝てないので、火力強化を目指します。
 その前に前提として、TP回復はアイテムで行います。また、TP消費は無視します=ダークエーテルは使わない。
 まず、シノビモンクは仕方ありません、彼は非常に役に立つのでそのままにします。
 次にゾディプリもそのままにします。業火の火力で押し切ってもらいます。
 そしてバリウォリもそのままです。前陣とウルフハウルと狂戦士でバフデバフ火力全て使ってもらいます。
 問題はアンドロとプリンセス。狩りをする関係上アンドロがHP砲をとっているが、裏ボスのために一度休養させて取りなおす。とおもったけど考えてみたらそのままでもいい気がした。
 プリンセスはとるスキルも変える。覇気の号令、予防の号令は必要ない、がまあ庇護の号令のために取るかもしれない。また、ロイヤルベールはいらない気がする。
 ではプリンセスのサブで何を採ればいいのか。正直なところ、実はアンドロHP砲でプリンセスがファランクスとなって守ればいいのではないか、という意見はある。カオステンタクルもオーバーガードで守れるし、あとはイージスをうまく活用すればデモンレイジングも無効化できる。
 基本的にガード戦法で行くのならアンドロはHP砲による攻めが有効。更にサブをショーグンにしてうまく使うことで更に安定する。もんだいはHP砲がどれだけの火力を出せるかだが、これは[大武辺者][攻撃の号令][ブレイバント]のバフ3連発で上手くいくのではないだろうか。先陣の誉れよりこっちの方が効率がいい。まあいざとなったら先陣にして一方的に攻めかかるというのはあり。更に血染めで上昇を狙える。一応5000くらいはダメージ行くんじゃないだろうか。
 しかし5000じゃ足りない、のは業火、前陣で対応。シノビが回復を使い、何とか攻め切れる気がする。HP砲は防御形態でも使えるのが強い。
 あれ?これって今攻め込んでも倒せるんじゃね?レベル上げしないで行ってみようかな。

<まあ>
 無理ならあきらめる。Lv99まで上げて引退させて補強を図るかもしれない。最近あんまりそれって意味ないんじゃないかと思い始めてきたが、メインPTがいかんせん弱小であることが確定的に明らかになってきたので。

<れっどぱさらん>
 基本的にはアンドロのHP砲をメインに据えたスタンス。一時的にバリスタにファランクスをつけてガードする。プリンセスにはショーグンをつけてアンドロに先陣の誉れ、アンドロはショーグンで血染めをつけておく。
 氷属性がシノビ、炎属性がゾディでいいだろう。早さが足りなければプリのクイックオーダーを活用。

世界樹の迷宮3 クリア後から始める日記4

 なんか裏ボスまで一気に行けそうです。1周目なのに。裏ボス以外はすべて倒しました。図鑑も6層とGK以外は埋めました。GKは本当にうざい。あとダイマオウイカが出ない。死ねばいいのに。乱数法使おうかなぁめんどくさい。
 まあ裏ボスは倒せないと思うので、6層のドロップを全部取ったら2週目に行きます。2週目は前からいってた通りのアンドロ5人旅。海都るーとでアンドロ5人旅。このシュールさは異常。深都ルートでショーグン5人では味わえないブラックな笑い。

<あるるーな>
レベル50代で撃破。あるるさんはすごくなんともいえない。イージスで耐えつつ頑張る。70になってからもう一度レアドロップのために倒したら楽勝過ぎた。ライトニングが強い。初回撃破のときはまだゾディが育ってなくて雷の先見術なしだったので本当につらかった。奇跡的にフロストスマイル連発が氷の先見術で防げて一気に撃破。

<いそぎんちゃく>
レベル50代で撃破。いそぎんちゃく的いそぎんちゃく。こいつが一番鬱陶しかった。吸収触手でシノビがお亡くなりになるので、ある程度レベル上げて覇気の号令使いつつ弄んだ。こいつももう一度レアドロップのために倒したら、つらかった。吸収つらすぎる。

<くらーけん>
レベル60前後で撃破。むしろこおりりゅうよりあとに倒した。攻撃力が高いので1ターン目で崩壊することが多かった。とりあえずイージスとディバイドガードの併用でクリア。

<こおりりゅう>
レベル58あたりで撃破。大体のこれ以降の攻略法を確立。姫は覇気の号令で前衛を補強しつつ攻撃の号令で前陣をフォロー。攻撃役はバリスタとゾディ。三竜の場合はゾディは先見術に、アンドロは挑発で敵の攻撃を引きつけつつ守り、シノビは回復と縛りと攻撃を臨機応変に。

<ほのおりゅう>
レベル60代後半で撃破。シノビがラウダナムを使うことで攻撃力上昇を防いだ。かなり強かった。

<かみなりりゅう>
ほのおりゅうより弱かった罠。適当に行ったら適当に倒せてしまった。だからよく覚えていない。

<どえむりゅう>
 クエスト2。lain(バリスタ),クーデルカ(プリンセス),ハーヴェ(ゾディアック)。レベルは70,71,70。基本的にビースト頼りで延々とバリスタのチャージ前陣で攻撃。プリも攻撃の号令をかけた。ハーヴェは補助。マドラが大活躍する。

世界樹の迷宮3 クリア後から始める日記3

特に進んでいません。

<航海>
 100%にしました。とにかく頑張って、ダイマオウイカ以外は全部漁しました。ダイマオウイカ出ねぇ……

<スキュレーさん>
 に道場させていただいております。2の時の恨み!とばかりに最初は嬉しそうにみなさん虐殺していたのですが、結局即死なので、恨みを晴らせた、という気分にならないのが残念ですね。あと介護陣形とかあるから他のクエストでも結構微妙。

<レベルは上がるが>
 全員54まで上昇。大航海は空中樹海以外のボスを1回は倒しました。海竜さんは先見術とシノビモンクさえいれば楽勝です。
 レベルが上がるのはいいのですが、飽きてきそう。まずいのです。アルルーナ倒そうかと思います。しかしこのレベルでは倒せないのです。ということでまずは25Fのマップを埋めようと思います。