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白い林檎、硝子のスープ

読書・ゲームなどの感想を書いていくです

htoL#NiQクリア後感想

 

 

  

〜総評〜

 ジャンルとしてはLIMBOやEscape Plan、dokuroなどの死にゲー。謎の少女ミオンちゃんを誘導するホタルを誘導して外へと脱出しよう的な。
 雰囲気ゲーという印象を序盤から一蹴してくれる超絶難易度の死にゲーです。dokuro終盤ステージレベルが序盤から出てくる。はっきり言って合う合わないあるかと。
 とはいえミオンちゃんがかわいいのでそれに価値を見出だせるなら有りかと。ただ3000円ではなく1000円台ならもっと売れたと思う。

〜シナリオ〜
<徹底した雰囲気ゲー、考察のしがい有り>
 圧倒的に説明が足りないが、完全に意図的で、断片的に語られた記憶の欠片や作中の背景、ボスなどから一体ミオンちゃんに何があったのかを細かく考察していくには良い素材。
 おそらくこうだろう、という大筋はだいたい示されるけれど、結局ミオンちゃんに何があったのかということ、そして実際のゲーム中で何が起こっているのかはいまいちはっきりしない。その辺りを考察したり妄想したりできると楽しいが、はっきり説明がほしいならやめておいたほうがいい。

〜難しい死にゲーということ〜
<誘導の誘導という高度なテクニックを前提とした難易度>
 死にゲーである所以はミオンちゃんを操作するのではなくミオンちゃんを誘導するホタルを操作する、でもなくミオンちゃんを誘導するホタルを誘導するからで、それを前提にしてミスを誘発するような作りになっている。
 2,3箇所技術ではどうにも出来ない部分や、こういうのを求めているんじゃないんだよ……と思う部分はあるものの、総じてどのギミックも攻略法を探す→死にまくる→慣れによって攻略できるようになるというプレイヤースキルの向上を体感できるつくりになっており、しかもどのギミックも使い回しが殆ど無く、毎回新鮮な気持ちで挑戦できる。使い回しが無いからこそのボリューム不足感はあるけれど、ここまでの高難易度ならこれくらいのボリュームのほうが挫折しなくて良いと思う。

<電撃イライラ棒
 こういうのを求めているんじゃないんだよ、という一つ目。ミオンちゃんではなくホタルを誘導してイライラ棒をする。イライラ棒。電撃。
 特に酷いのはこのギミックのみ2回出てくることだ。1回めで辛かった思い出は、2回めで吹き飛ぶことになる。
 やたら高難易度のイライラ棒エリアを抜けた先に初見殺しギミックが待ち構えており、そこで死ぬとイライラ棒をやり直すハメになる。完全に製作者側の悪意が透けて見え、イライラを通り越して怒りを感じる。
 攻略法的なことを言うと、ホタルはタッチした場所に向かって動くので、ホタルが見えるようにちょっと外側をタッチして微調整するといい。というかそれ出来ないと無理。

<ステージ4ボス>
 技術ではどうにも出来ない部分。そしてこういうのを求めているんじゃないんだよという2つ目。動体視力とスタートボタン連打を駆使して攻略するわけだが、本当に運ゲーでどうしようもない。ミオンちゃんを操作して避けたり、動かしたりするボスを求めているわけで。こういうの求めてない。

<ステージXボス>
 これはどちらかというといい印象のステージ。色々操作することによって、新しい操作方法や使い道を学んでいき、どんどんスキルが向上しクリアできるようになるいい例。