おおかみかくし プレイ感想そのに
「ムラムラきたら八朔、だからね!」
とりあえず五色塚編をクリア。まあ面白い。ただこの面白いが、素晴らしく面白いというわけではなく、ある程度物語がわかっていても面白いという、妥当な面白さ、というのかそんな程度。読んでいる間はキャラのよさで結構持たせることができるんだけれど、ちょっと考えるとアレなんで面白いのかな?と疑問が。
竜騎士的な熱血、説明口調、変な説教、熱血があってすごく「らしい」と思う。だがそのらしさはほかのライターのおかげで緩和され、非常にやわらかくなっている。竜騎士が苦手でも何とかなるんじゃないだろうか。
それよりギャルゲー的展開がきつすぎる。例の如く後半のシナリオになればなるほどシリアスになっては行くんだが、どうしても五十鈴系シナリオはああなってしまう。
以下ネタバレありの感想
五色塚編 双奏輪廻の章
マナルート。全体的に報われないのが多すぎる。イヤダコウイウルート。マナに襲われるルートはなんともいえない官能性があってエグかった。ににに……なんかこういう露骨なの多すぎだろうこのゲーム……。
トラウマはまあ妥当。すごく兄弟仲が良くなるルートは最高だけど、結局ほとんど何にも明かされなかったこのルート。なんとも。
五色塚編 月痕艶女の章
つまりは眠ルート。いやよかった。一番いい。王道の記号的なキャラなんだけど、使い方が上手いのかな? まあ五十鈴で辟易してた感じはあるから、まあ。
座敷牢エンドがカリカリカリカリでカリカリだったカリカリ。いい終わり方だよね、このラスト。だが先生に迫られるのは正直勘弁してほしかった。一誠さんの方がまだまし……いやそういうんじゃなくて……はぁ。
大爆発と
五色塚編 狼面宿儺の章
つまりはこれは神人側の苦悩を見せるためのシナリオ、そして賢木さんのためのシナリオ。必要ではあるが面白いとは思わないなぁ。鬱だし。
光陰:一番つらい孤独エンドだー。かなめさんが可哀想すぎる。それにしてもこのルートやばい。かなめさんはアレだし、孤独になって、ついには妹の唇を奪って死ぬとか。どんな拷問エンドだよ……。
哀慕:悲しい。まあこうなるとは思っていたけど。
始末:まあ、そうだよねそうなるよね。
末路:もういや。賢木さんはいいひと……。それにしてもありがちな人物背景だよねー。